さよならFlash!第2.5弾 Microsoft Edgeの「Click To Flash」
アンディ・パテール
FirefoxのFlashサポート縮小について記事を投稿したところ、Edgeブラウザに関する4月のMicrosoftの発表 (英文)について指摘するコメントがいくつか寄せられた。これは、Edgeブラウザも「Click To Flash(クリックしてFlashを再生)」方式に変更されるというものだ。発表によれば、ウェブページの中心に配置されていないFlashプラグインは自動的に一時停止されるようになり、ゲームや動画などのコンテンツはこれまで通りに実行されるという。そうしたEdgeの変更はWindows 10のアニバーサリーアップデートで提供される。
もちろん、4月の時点でこのニュースには注目していたし、MicrosoftおよびEdgeチームの英断に対しては賛辞を送りたいと思っていた。
Microsoft Edgeのロゴ(画像の出典元: microsoft.com)
では、なぜその時点で取り上げなかったのか。Edgeが動作するのは、新バージョンのWindowsにおいてのみである。Microsoftが掲げる10億台のWindows 10という目標は実現が危ぶまれているようであり、現時点でWindows 7のシェアはまだ50%近く(英文)ある。そのため、FlashとMicrosoft Internet Explorerに関する発表のほうが極めて重要であると思われ、そうした発表を今でも待っている状況なのである。
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