エフセキュアはサイバーセキュリティサービスを行っている
アンディ・パテル
エフセキュアでは10年以上にわたって、その年に行ったサイバーセキュリティ上の脅威に対する観察・調査の結果や、その年のマルウェアの動向についてまとめた年次レポート/サマリーを発表してきた。そして、ここ何年かのレポートのタイトルには「脅威」という言葉が含まれていた。しかし、その言葉は今年のタイトルからなくなっている。今年の年次レポート、「2017 サイバーセキュリティの状況」は、昨年までのレポートとは様変わりしたものになっているからだ。
新しいタイトルは、取り上げている内容が変わっていることを反映している。この1年のマルウェアをめぐる情勢についてのレポートはこれまで通り記載しているが、大きく焦点が当てられるようになったのは、サイバーセキュリティ全般、そして現場からの事例報告である。
前回の記事で、エフセキュアのサイバーセキュリティサービス(CSS)部門が提供しているサービスについて、もっと大きく取り上げるべきだと述べた。このレポートは、当社がそうした方向へ向けて一歩踏み出したことの表れとも言える。そしてもうひとつ、素晴らしい方向へ変わった点がある。今年のレポートには、パートナー企業・機関の専門家からの寄稿記事が掲載されるようになったことだ。
編集作業には多くの労力を要したが、私も含めて担当者一同、楽しんで作業にあたることができた。読者の皆様も、同じくらい楽しみながらご覧いただけると幸いである。
最後に、レポート全文は、こちらのリンクから。
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