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最新のCOVID-19関連サイバーセキュリティニュース:犯罪者による混乱活用の拡大

F-Secure Japan

15.04.20 2 min. read

一部のオンライン犯罪者の間では、今世紀最悪ともいえるパンデミックを犯罪に活用することに懸念を表明しています。しかし、多くの犯罪者はこの混乱に適応しているようです。エフセキュアのタクティカル・でフェンス・ユニットの調査によると、犯罪者は世界経済危機の影響を巧みに利用しています。そして、Eメール、テキスト、さらにはより高度な攻撃を通じてCOVID-19の話題に乗じる犯罪者が増えています。 一方、主要なハイテク企業は、デジタル追跡を通じて感染経路を特定しようとする取り組みに参加しています。

最新ニュースとして知っておくべきことは次のとおりです。

攻撃者の間で考え方が割れる

オンライン犯罪からの収入源は枯渇している攻撃者、金儲けの新しい方法を見つけるために必死な攻撃者、そして、この今世紀最悪ともいえるパンデミックを利用した攻撃を控えている攻撃者が存在しています。
Link: ITPro(英語)

ルーターをハッキングして、感染したCOVID-19サイトにユーザを誘導

攻撃グループがルータのDNS情報を書き換え、新型コロナウイルス関連サイトにユーザーを誘導し「Oski」と呼ばれる情報を盗むマルウェアを含んだアプリをダウンロードさせます。
Link: ZDNet (英語)

宅配注文の利用拡大を狙うSMS攻撃

ロックダウンの拡大で、宅配注文を頻繁に利用する人が増えていることに乗じて、詐欺師は、デリバリー関連のフィッシングテキストで、リモートワーカーを狙っています。
Link: Naked Security(英語)

COVID-19が詐欺メールの最も一般的なEメールの件名と文面に

Proofpointは、配信されている詐欺メールの80%がCOVID-19関連の話題をルアー(疑似餌)に使用していると述べています。
Link: ZDNet(英語)

デバイスを消去するCOVID-19 マルウェアが出現

COVID-19.exeという名前を使用して、COVID-19マルウェアは、コンピューターに感染し、ファイルを消去するか、コンピューターのマスターブートレコード(MBR)を書き換えます。
Link: ZDNet(英語)

COVID関連の脅威、Web会議のプライバシーについてアドバイスを提供

オーストラリアのサイバーセキュリティセンターは、COVID関連の脅威への対応方法と、Web会議を利用する際のプライバシー保護の方法について、中小企業にアドバイスを提供しました。
Link: ZDNet(英語)

Google がロックダウン実態を明らかに

グーグルは、全世界131カ国を対象に、COVID-19に伴うるロックダウンや外出自粛の有効性を「見える化」するレポートを公開しまた。
Link: ITPro(英語)

Google and Appleが共同して、同期して、グローバルな接触追跡を実現

グーグルとアップルは、Bluetoothを使って新型コロナウイルス感染追跡に役立つアプリを共同開発すると発表した。両社はこれが世界中の政府機関と保健当局で、COVID-19の蔓延を減らし、ウイルスと闘い命を救うために役立つであろうと述べています。
Link: Apple

 

F-Secure Japan

15.04.20 2 min. read

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