セキュリティ脅威のランドスケープ2020年上半期レポート: セキュリティの最新動向とパターン
新型コロナウイルスのパンデミックは、世界中の企業、労働者、家計に甚大な影響
サイバー攻撃やオンライン上の脅威も、COVID-19に便乗し、適応してきました。エフセキュアの最新の『セキュリティ脅威のランドスケープ2020年上半期レポート』では、2020年1月から6月までの上半期にセキュリティ脅威がどのように変化したかに関しての全体像を提供しています。
パンデミックが人命や組織を混乱させている間、サイバー犯罪者は、パンデミックによって引き起こされた人々の恐怖心と混乱を巧みに利用して迅速に活動を開始しました。世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの
これらのスパムやフィッシングメールは、人々を騙して不正な情報源からマスクを購入させようとする詐欺行為から、ユーザーを操作して悪質なEメールの添付ファイルを開かせてマルウェアを拡散させようとするサイバー犯罪者まで多岐にわたっていました。これらの悪質なEメールの添付ファイルの75%には、パスワードやその他の機密情報をコンピュータから盗むマルウェアであるインフォスティーラーが使われていました。
幸いなことに、COVID-19をテーマにしたEール攻撃の突然の増加は、5月には収まり始めました。パンデミックと同様に、問題が解消したわけではありませんが、改善はされてきています。
しかしながら、フィッシング、スパムをはじめとするEメールの脅威は依然として蔓延しています。そして、この傾向はある意味では、悪化の一途をたどっているのかもしれません。2020年上半期も、サイバー犯罪者がマルウェアを拡散する最も一般的な方法は、引き続きEメールであり、これは例年の調査結果と同じです。これは2020年上半期に観測されたマルウェアの半数強を占めており、2019年の43%から増加しています。
- フィッシングメールでなりすましとして最も多く使用されるのは金融機関、なりすましとして最も多く使用される企業はFacebook
- Eメールはマルウェアを拡散する最も一般的な方法であり、感染経路の半数以上を占めている
- インフォスティーラーは攻撃者によって拡散されるマルウェアの中で最も多いマルウェアで、最も多いマルウェアファミリーは、Lokibot
- 最も頻繁にスキャンされたIPポートはTelnetとSSHでした。
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